ゆるブラック企業、聞いたことありますか?

こんにちは。

人とお金の両面から
経営者のビジョン実現をサポートしている
経営コンサルタント 市岡沙有理です。

 

急に涼しくなりましたね。

続きは編集後記で。

 


なぜか若手社員が辞める、ということはありませんか?

 

9月19日の日経新聞に、
「ゆるブラックにご用心」という記事が
掲載されていました。

 

働き方を改革したのに
「なぜか若手が辞める」と悩む企業は多い。

残業は少ないが、
スキルやキャリアを高めづらく、
士気の低い職場を
若手は「ゆるブラック」と呼ぶそうです。

 

前職でモヤモヤしたことを聞いてみると、

Aさんは、
待遇や社内の風通しは良かったが、
人事評価に不満を感じていた。

あまり仕事をしていない同僚の方が
評価されていて、
評価基準が明確ではなかった。

 

Bさんは、
最大の不満は人事評価。
希望部署に異動できず、
社内政治で人事が決まり、
実力が正当に評価されていないと感じた。

 

Dさんは、
待遇面は良かったが、
希望する法人営業への異動には
最長10年間店舗で経験を積む
必要があると言われた。

20代をまるまる店舗スタッフに
費やしたとき、30代の自分に
何が残るのか不安になった。

キャリアを考えると、
成長できる経験を積むべきだ。

 

少し内容を簡略化していますが、
上記のようなことが
掲載されておりました。

 

私は前職で、14年間人事を担当し、
退職理由の分析もしておりました。

有望な若手社員が退職を決めるたびに、
非常に残念に感じていました。

有望な若手社員は
将来の姿が見えない、という理由で
辞めていくことが多かったからです。

 

将来の姿が見えないということは、
別の視点から考えると、

・認められていない、評価されていない
・キャリアパスが明確に描かれていない
・他社で活躍している友人の話を聞くと
 自社にいていいのか不安

ということでもあると思います。

 

人事評価制度を導入すれば解決する
とは思いません。

いくら立派な評価制度を導入しても
適切に運用できないと、
逆効果になるとも思っています。

 

自社に適した、運用可能な評価制度を導入する。

そして、
評価制度を導入することに加えて、
部下の成長を促すために、
定期的な面談の実施が重要です。

その中で、キャリアプランを一緒に考え、
部下の成長をしっかり支援することが大切です。

 


なぜか若手社員が辞める、ということはありませんか?

 

運用のコツは、
幹部社員から導入することです。

幹部社員が面談をしてもらうことで
面談の重要性を
直接感じ取ることができます。

すると、部下への面談もスムーズになり、
部下の成長を応援できるようになります。

結果的に、
チーム全体のモチベーションが向上し、
業績にも良い影響を与えると思います。

 

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

思ったことや気づいたこと、
質問などあれば、
気軽にコメントください。

ではまた、お会いしましょう!
市岡沙有理でした(^^)!

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【編集後記】

昨日は秋分でしたが、
急に涼しくなってきましたね。

広島の今朝の最低温度は19度で、
今秋初めての10度台でした。

今日は過ごしやすい1日になりそうです。

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