こんにちは。
人とお金の両面から
経営者のビジョン実現をサポートしている
経営コンサルタント 市岡沙有理です。
今日は桃の節句ですね!
続きは編集後記で。
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がんばります!が口癖になっていませんか?
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先日、ある企業の社長さんから
こんな相談を受けました。
「社員が『がんばります!』って言うけど、
なかなか成果につながらないんですよね…」
この言葉を聞いて、
私も思わずうなずいてしまいました。
がんばることはもちろん大切です。
でも、『がんばります!』の先に
「何を、いつまでに、どうやってやるのか?」
が決まっていなければ、成果にはつながりません。
実際、この企業では、営業目標はあるものの、
具体的な行動計画が曖昧で、
社員それぞれのアプローチに
ばらつきが出ていました。
結果として、
PDCAを回そうとしても、
P(計画)とD(実行)で止まってしまい、
C(振り返り)やA(改善)に進まないことが
課題でした。
このように、
PDCAがうまく回らない企業には、
いくつかの共通点があります。
■計画(Plan)が曖昧
目標が抽象的で、具体的な行動計画がない。
■実行(Do)が属人的
やり方がバラバラで、成功の要因が分析できない。
■振り返り(Check)ができていない
「やってみたけど結果が出なかった」
で終わり、改善策が出ない。
■改善(Action)が次につながらない
何を変えればよいのかが不明確なまま、
次に進んでしまう。
そこで、私はこの社長さんと一緒に、
PDCAがしっかり機能するよう、
行動を整理し、仕組みを整えました。
■目標を具体的に設定する
「売上アップ」ではなく、
「今月はA社に3回訪問し、担当者と商談する」
と具体的に決める。
■行動を明確にする
「がんばる」ではなく、
「週に10件の訪問アポを取る」
「毎日30分、提案資料をブラッシュアップする」
など、行動を具体化する。
■期限を決める
「来週中に」「月末までに」など、
いつまでにやるのかを明確にする。
■責任者を決める
誰がやるのかを決め、
チームでの役割を明確化する。
■振り返りを習慣化する
たとえば、
「毎週月曜日の朝10時に、先週のアクションを
振り返るミーティングをする」
と決めることで、
自然とPDCAが回る仕組みができます。
PDCAを回すために最も大切なのは、
「がんばる」ではなく
「具体的に何をするか」 決めることです。
小さな行動の積み重ねが、
大きな成果につながりますよ。
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PDCAを回しているのに、
なかなか成果が出ない…
そんなことはありませんか?
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「なんとなく計画して、
なんとなく実行しているかも…」
と感じたら、
ぜひ行動を具体化することから始めてみてください。
「うちの会社のPDCAをもっと機能させたい」
と思ったら、お気軽にご相談くださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
思ったことや気づいたこと、
質問などあれば、
お気軽にコメントください。
ではまた、お会いしましょう!
市岡沙有理でした(^^)!
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【編集後記】
今日は桃の節句ですね!
お雛様を見かけると、
幼いころに母がお雛様を飾ってくれたことを
思い出します。
今日の夕食はちらし寿司にしようかな(^^)
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