制度は“完成”ではなく“成長”させていくもの 

こんにちは。

人とお金の両面から
経営者のビジョン実現をサポートしている
経営コンサルタント 市岡沙有理です。

 

昨日は、創業セミナーの講師を務めました。

 

続きは編集後記で。

 


せっかく評価制度をつくったのに、
結局、形骸化してしまった…そんな経験はありませんか?

 

「制度を整えること」そのものがゴールになってしまう。
実はこれが、多くの会社で起きている落とし穴です。

 

とある会社では、数年前に評価制度を導入しました。
最初は説明会も開き、評価表も丁寧に作成。
社員も、「ついにうちにも評価制度ができた!」
と期待していました。

けれど1年もたたないうちに、
制度の話題が社内で出なくなりました。
評価は一応実施していても、
その結果がフィードバックされることはなく、
「評価がある意味が分からない」という声も出るように。

 

そんな状況を見た社長は、制度そのものを変える前に、
“運用”の仕方を見直すことにしました。

評価の目的を改めて共有し、
面談の場を「結果を伝えるだけ」ではなく
「成長を話し合う場」に変えたのです。

すると、少しずつ社員の表情も変わり、
今では「次はここを頑張ろう」と自分から
話してくれるようになりました。

 

制度は“つくる”ことよりも、
“運用し続ける”ことに本当の価値があります。

現場に合っていない制度は、
どんなに立派でも使われません。

 

大切なのは、
現場に合った制度設計と、定期的な見直しです。
運用していく中で見えてくる課題を修正し、
制度を“育てていく”という意識が必要なのです。

 


あなたの会社では、制度は“動いて”いますか?

 

制度は“完成”ではなく“成長”させていくもの。
少しずつ改善を重ねていくことで、
社員が納得し、会社も一緒に成長していきます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ご感想やご質問など、何かありましたら
お気軽にご返信ください。

それではまた、お会いしましょう!
市岡沙有理でした(^^)!

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【編集後記】

昨日は、広島市産業振興センターで
創業セミナーの講師を務めました。

実は私も、創業する前に、
ここで創業セミナーを受講していたので
とても感慨深いです。

「お金の流れが一目でわかる会計の基礎」
というテーマでお話ししました。

難しいと感じていた“会社のお金の流れ”を
身近に感じていただけたようで、
皆さん、とても楽しそうに受講してくださいました。

皆さんのこれからのご活躍が楽しみです(^^)

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