こんにちは。
人とお金の両面から
経営者のビジョン実現をサポートしている
経営コンサルタント 市岡沙有理です。
想像以上の人の多さに驚きました。
続きは編集後記で。
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最近、“あれ、ちょっと様子が違うな…”と感じた社員はいましたか?
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先日、日経新聞で気になる記事がありました。
11年勤めた大企業を、34歳のエンジニアが
辞めたという話です。
彼はずっと成果を出し、
長時間残業でチームを支えてきました。
しかし、会社は年功序列が色濃く残り、
“働かない万年課長”のほうが毎年給与が上がる。
優秀な同僚ほど、成長を求めて辞めていく状況でした。
そんな中、ようやく抜てき人事の仕組みが導入され、
「少しは変わるかもしれない」と期待していた矢先、
上司が飲み会でこう言ったそうです。
「実力で評価すると言っても、
私は今まで通り“年次”で判断するつもりだよ」
その瞬間、
「この会社は変わらない」
と心が折れたそうです。
転職活動はわずか2週間。
提示された年収は、
前職より300万円多い1,100万円超。
彼は
「中堅社員が苦しんでいることに、
会社が気づいていない」
と語っていました。
記事では、30代が辞める理由として
・収入が上がらない
・スキルアップの機会がない
・残業が多い
など、“声に出しにくい不満”が並んでいました。
一方で、住友生命や雪印メグミルクのように、
中堅社員の報酬体系を見直したり、
キャリア面談を必須化したり、
先回りして支援する企業も出てきています。
こうしたテーマは、
大企業に限った話ではありません。
社員数が少ない中小企業では、
ひとりの変化が職場全体に影響しやすく、
“小さな違和感”に気づけるかどうかが
組織づくりの鍵になります。
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あなたの会社では、
“まだ言葉になっていない不満”に、
どんな小さな一歩から寄り添えそうでしょうか?
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社員が「ちゃんと見てもらえている」と
感じられることが、
エンゲージメントを守り、
離職を防ぐ一番の力になります。
そして、その積み重ねが、
安心して働ける職場をつくっていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご感想やご質問など、何かありましたら
お気軽にご返信ください。
それではまた、お会いしましょう!
市岡沙有理でした(^^)!
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【編集後記】
昨日、広島市にある縮景園で
ライトアップされた紅葉を見てきました。
想像以上に人が多くて、
なかなか前に進めないほどでした。
最近は熊のニュースも多いので、
山よりも近場で紅葉を楽しむ方が
増えているのかもしれませんね。
とても綺麗な紅葉に、心が癒されました。
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